リモートが廃れている?
TIMEをめくっていると、
アメリカでは、この2025年1月からの半年で、女性の就労率が3%ほど下がっているとの記事があった。(TIME ASIA / SEP8-22 P6)
さすがアメリカ。女性が働かず、育児に集中できる環境なのかな?と思ったが違うようだ。全く逆で、コロナ後に広まったリモートスタイルがなくなりつつあり、出社強制の会社が増えたから、とのこと。
結果、出産を考えている女性が、仕事と育児と両立することが困難になり、退職を選んでいる。
リモート、個人的にはかなり魅力的なのだが、その文化も薄れてきているようで残念だ。いずれやってみたい就業スタイルなのに。
在宅勤務は、出産で身体に負担がかかる時期だけでなく
うつ病の療養期や、怪我の治療期も安定的な収入を得る手助けになると思う。
フルタイムか有給か、という二者択一以外の選択肢が、もっと増えることを望む。
もちろん、企業は利益を出す場所であり、社会インフラではない、という意見もごもっともである。「リモートと出社はどちらが生産性が高いのか?」という議論もある。
ただ、一社員に、生産性を背負わせる設計は、いろんな無理を生んでいる気がする。
僕自身、このまま今の会社に勤め続けるか迷っている時期で、この話題は刺さった。そんな理由で、今回は「正社員=サブスク説」を話していこうと思う。
なぜ会社は出社させたがるのか?
そもそも、企業ななぜ出社させたがるのだろうか?
• 「管理コストを下げたい」
• 「社員を信頼しきれない」
• 「成果以外の仕事を計りやすい」
色々あると思うが、
「波風立たないように管理したい」
というのが、本音ではないだろうかと想像してしまう。
その結果、上司に報告するためだけの仕事が増えてしまう。
「生産性」とは…。
管理して、自分が安心したい
それが現場の管理職の本音なのではないだろうか、とも思う。
正社員って、企業から見たらサブスク
正社員は、派遣社員やアルバイトと違って、業務範囲が限定されていない。
これって、固定給を払ってさえいれば使い放題という「サブスク」と通ずるものがあるな、と思った。
正社員を「サブスク」と見ると、浮き彫りになる構造がある。
「お金を払ってるんだから、常に最大限使う」という構造。
これはごもっともだが、社員はNetflixのようなシステムではなく、人間である。だから、いつでも最大限のパフォーマンスを、メンテナンスなしで発揮するというのは無理が出てくるのではないだろうか
企業も社員に評価されている
また、企業が従業員を評価するとの同じように、
従業員もまた企業を評価している。むしろ、するべきだと思う。
多少激務が続いても、「この場所にいる意義がある」と思えれば人は残るのではないだろうか。でも、「意味」や「企業理念」で納得はできても、身体が追いついてこない環境なのであれば、「やりがい搾取」になってしまう。
• 育休+リモート
• 負担の軽い業務のローテーション先があること
• 一時的な低稼働を許容する設計
これは一例だが、不調時のケアが完備されていること、
万が一のライフラインが存在していることが
安心につながるのではないだろうか。
ただ、あまりに福利厚生を充実し過ぎると、それを悪用する従業員がでてきそうである。一方で本当に必要な人は精度を使わずに我慢し、消耗する、そんな構造も容易に想像できてしまう。
社内評価って、楽天ポイントみたいなもの
ここまでちょっと企業批判的な論点を提示したが、
自分自身もその構図に従っていた事実はある。
つまり「会社に評価されるために頑張る」ということ。
それをかなりの年数やってきたことは事実だ。
もちろん昇給や昇進など、ポジティブな面がモチベーションになる人はいるだろう。
僕は「不当に自分の評価を落としたくない」というネガティブ寄りの思考だった。
• 無理して稼働する
• 期待に応え続ける
• 自分の体調を顧みない
そうやって働いてきたし、それが社会人だと思っていた部分もあった。
でもそうやって貯めた社内評価も、辞めたらスグなくなるものなんだな、と気づいた。
まるで楽天ポイントみたいに。
では、何のポイントを貯めるべきか
楽天グループでしか使えない楽天ポイントのように、社内の評価や評判は、場所が変わったときの換金率が異様に悪い。
では、何を貯めるべきでなのだろうか?
僕は、健康とスキルや資格だと思う。
月並みだけれど、会社を辞めても持ち出せるものは、そこしかないと思う。
会社を跨いでも業種内で使える資格や
宅建など、年齢や職歴を概ね無視できる資格
あるいは、AI時代においても消えない資格
または、プログラミングなどまさに今求められているスキル。
そして、健康。
だから、長時間労働の仕事だけをやって、働いている、と満足するのは違うと思う。
自分の人生において何が大切か、見極めて行動していきたい。
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