2026年3月初旬現在、中東情勢は非常に緊迫した状況にあります。
2026年2月28日、イスラエルと米国によるイランへの軍事攻撃が開始されました。
この攻撃により、イランの最高指導者ハメネイ師が死亡したと報じられています。両国間での攻撃の応酬が続いており、軍事施設だけでなく港湾や民間施設にも被害が及んでいます。
ホルムズ海峡の混乱により原油価格が急騰(WTI原油先物が一時大幅上昇)しており、世界経済への悪影響が懸念されています。日本政府も邦人保護のために航空自衛隊機の派遣準備を進めるなど、対応を急いでいます。
「逆セカイ系」
本来の「セカイ系」が「主人公(僕)とヒロイン(君)の関係性が、世界の危機と直結する(他者を介さず世界が変容する)」という構造であるのに対し、
「逆セカイ系」は「強大で確固とした社会(システム)が、個人の日常を強制的に変容させる」という逆転したリアリティを指した例えです。
「個」への強制介入
遠い地で起きた指導者の死亡やミサイル攻撃という「社会的な大事件」が、日本の私たちのガソリン代、電気代、あるいは賃上げ交渉に直結しています。平穏な日常は、個人の意思とは無関係に創り変えられ続けています。
傍観者としての個
「逆セカイ系」では、主人公は世界を動かす力を持たず、ただ状況に引きずられ、その成り行きを(ネットニュースなどを通じて)眺めることしかできません。私たちにとってイラン情勢は、画面の向こう側の映画のように見える一方で、財布の中身という現実を通じて、逃れられない形で世界の変化=自分の生活の変化を突きつけられています。
自分と世界は繋がっていることを思い出す
「セカイ系」が「僕らが世界を壊すかもしれない」という万能感の倒錯だとすれば、「逆セカイ系」的な現代のイラン情勢は、「世界が僕らの日常を容赦なく壊してくる」という絶望を突きつけていると言えるかもしれません。
ただし、良くも悪くも、それで自分と世界は地続きなのだとはっきり理解できてしまう。
備蓄始めようかな。
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