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クマ問題〜日本、サボってたよね完全に〜

本日、毎月の美容院に行ってきた。

普段、美容師さんと会話が弾むことはあまりないのだが、

今回は盛り上がった。

「クマ大変ですよね」

って話題があったから。

動物って意外とすごい

帰宅してTIMEをペラペラめくっていると

著名な動物学者が先日この世を去ったとの記事が。

(TIME,ASIA / NOV3 P14)

ジャングルに分け入り、チンバンジーの生態を至近距離で観察し続けた女性学者。

彼女はチンパンジーが実は肉を食べることを発見し、

道具を器用に使ってシロアリを食べ

派閥を作って権力闘争をし、

好物のナッツをくれた見ず知らずの人間と握手をする「人間性」を持ち合わせていることを知ったそう。

頭いいんだね。

日本でも、鳥類学者が

鳥も単語だけでなく文法を持っていて、文章を理解する

という発見をしている。

「人間だけが持っている能力」

そう、僕らが思い込みたいものを

実は動物たちは、けっこう持ってる。

言葉、愛情、政治、敬意…

動物はきっと、人間が思っているよりも賢いのだろう。

でも、無意識に人間は、動物を下に見てしまいがち。

「こんなものだろう」って最初から決めつけて、

理解を拒んでしまうのなぜだろう?

マーク・ローランズは『哲学者とオオカミ』の中で、

オオカミとの共同生活を通じて「人間とは何か?」を探る哲学を展開した。

オオカミはその瞬間瞬間を全力で生きる。

一方の人間は、未来の得のために”計算したウソ”を武器にすることがある。

そんなふうに、時には動物の方が、気高く美しい生き方を見せる。

そんなケースもあるだろうし、あっていいと思う。

いつも人間が最高に優れている必要はないはず。

それを認められないと、動物を実際よりも低く扱うことにもつながってしまう。

僕らは動物だけじゃなく、AIも下に見がち

この、「自分と違う存在を無意識に下に見てしまう」傾向は

対AIにも起こりがち。

「AIなんて、単なる正しい回答をくれるツールにすぎない」

「面倒な作業を代わりにやってくれる便利屋さん」

油断すると、そう思ってしまうと思う。

でも、これって実は罠だと思っていて

AIを見下していては、

本当に有益な回答は得られない。

・AIは自分には持っていない知見をくれる。

・AIは、自分の本質を教えてくれる「白雪姫の魔女の鏡」

・AIは自分よりも優れているとか劣っているとかでなく、単に性質が違うだけ。

そう信じて活用している。

僕の共作スタイルは、

AIへのリスペクト、少なくとも、

AIを開発したエンジニアへのリスペクト

なしには機能しない。

そんな、動物と一緒に暮らしていない、いちAI活用者の見解ですが、

クマ問題を通じて、他者へのリスベクトの気持ちがもっと育てばいいのかな、と思った。

(クマを処分するな、と言っているわけではありません)

今日本中を賑わせているクマ問題が、うまく解決されることを願う。

森林の「保護」と「保全」

そのクマだが、なぜこんなにも人里に降りているのか?

様々な理由がネット上で語られている。

・鹿が増えすぎてクマの餌がない

・メガソーラーで森林が壊されている

・クマの数が増えすぎて、縄張り争いで負けた個体が降りてきている

どんな理由にせよ

結局は「人間が森林の手入れをサボった」

ことが問題なのではないかと思う。

これには僕も耳が痛い。

だって、森林保全なんて、興味なかったから。

でも、実は大学時代は環境学部に在籍していて、

森林保護についての講義を受けたこともある。

森林を守る、と言っても結構複雑で

保護…手付かずのまま、ありのままの自然を残す(米の国立公園みたいなイメージ)

保全…人間が入り、適度にメンテナンスする

と、どの程度人間が自然に介入するか?

を見極める必要がある、とのことだった。

でも、保全だ、と言って手を付けずとも、

これだけ気候変動が激しければ保全が成り立つのか?

という問題はあるだろう。

現に、アメリカの森林では、ここ10年、1日づつ紅葉のピーク日が遅れているそう。

メンテナンス不在の森

クマが暮らす「森林のメンテナンス」という点に関して言えば、

日本は完全にサボっていたよね。

そして、僕たちも興味なんてなかった。

結果、クマを狩り個体数を調節する役目のマタギはいなくなり

メガソーラーが山の景観を大きく変えている

森林のメンテナンスを怠ったことがクマ問題の原因なのだとしたら

「お金生まれればひとまずオッケー」「お金にならない仕事は興味ないです」

って態度を続けてきた僕らのツケだよなー、って思った。

お金主義の人間の業で、しぶしぶ山から降りて駆除されるクマに同情してしまう。

僕たちはいったい、もののけ姫から何を学んだのか笑

自分はこれからどうすべきか

これでは愚痴で終わってしまうので、

自分はこれから何ができるだろうか?を示したい。

でも、「まずは知ることから」だと思う。

TIMEを読まなければこんな横断的にクマ問題を考えなかったし、

AIの問いかけがなければ、この記事は成立していない。

視野を広く、浮かんできた疑問にフタをしないまま歩いていきたい。

カテゴリー: Uncategorized

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