TIMEには意外と日本のニュースも多くて、
そういう記事を見つけるとちょっと安心する。
例えば、高市総理が誕生したことも、ちゃんと記事になっていた。
(TIME ASIA / NOV3 P15)
ただ、少しだけ違和感があった。
「ガラスの天井を破って勝利した」
という記述。
なぜだろう…なんだかちょっとズレてる気がする。
ガラスの天井って、日本にもあるのかな?って。
だってSNSを見ても、
「女性だから選ばれた」という意見より
「候補者の中で最も優秀だったから選ばれた」
という投稿ががほとんど(僕の見た限りでは)。
ChatGPTに聞いてみた
そこで、ChatGPTに「ガラスの天井って何?」と聞いてみた。
⸻
▼ ガラスの天井(glass ceiling)
英語圏でよく使われる比喩で、
見えないけれど存在する、女性やマイノリティの昇進を妨げる壁
のこと。
• 管理職になれない
• トップポジションに就けない
• 評価が伸びにくい
こうした“見えない不利”の総称だそうだ。
日本版「ガラスの天井」
なるほど。
でもまだ疑問が残った。
日本にも本当にガラスの天井はあるの?
たとえばDeNAの社長は女性だし、
日本の神話でもアマテラスは女性だ。
卑弥呼や北条政子のように、
“女性がトップ”のイメージが歴史的にそこまで薄いわけでもない。
(そして、彼女らはめっちゃすごいことやってる)
そんな疑問をそのままChatGPTに投げた。
⸻
▼ 日本の「天井」は“差別”というより“文化”
日本的なガラスの天井の例として、返ってきた答えはこうだった。
• 長時間労働を前提にした文化
• 「女性はサポート役」という無言の期待
• 育休後のキャリア断絶
• 家庭の負担が女性に偏る
• 会議の“空気”が男性中心
つまり欧米のような露骨な差別ではなく、
“文化・慣習・役割の押しつけ”が壁をつくる
という構造らしい。
女性って、そんなに出世にガツガツしないよね?
って先入観が、女性の躍進を阻む空気を作っているのかも。
欧米のガラスの天井、思ったより直接的
対する欧米の“ガラスの天井”はもっと構造的で、直接的みたいだ。
• 能力が同じなら、男性が選ばれやすい
• 強く主張する女性は“扱いにくい”とみなされる
• 男性だけで意思決定する“ボーイズクラブ”がある
• 会議で発言を遮られやすい
• 成功しても「たまたま」と言われる。
なんというか、欧米の方がより「硬質」な、
「ガッツリやります」的な意志を感じる(笑)
そんな仕組みや意思による女性へのハードルが
「ガラス」って単語とピッタリだなって思った。
「空気感」で女性の出世を阻んでいる日本人には
「ガラスの天井」という表現がイマイチしっくりこないのもうなづける。
TIMEにも、根っこには欧米の価値観がある
この記事を読んで思ったのは
メディアと僕ら一般人が実際に感じていることの「ギャップ」の存在。
日本の大半の人は
高市総理を「能力の高さ」で評価しているけど
TIMEは「女性」が「差別」を突破して「勝ち上がった」と書く。
これって、アメリカの価値観が露骨に出ていて面白い。
彼らは、そういう価値基準で物事を見ているんだなって、勉強になった。
メディアはいつも、自分たちの解釈や価値観を押し付けてくるけど、
僕は、自分が事実に触れた時の「生の感情」を忘れたくないなって思った。
だってそれが真実だと思うから。
世界から情報は受け取れるけど、その解釈の仕方までは、他人任せにしたくないと思った。
by照
※今回メディアと自分の関係について再考するきっかけになったTIMEは、こちらから手に入れられます。(一部にアフィリエイトあり)
コメント